カルーセル(Instagram)
カルーセルとは、複数の画像やスライド(最大20枚)を横にスクロールして見る、Instagramの投稿形式です。手順を追って説明したり、ビフォーアフターを見せたりするのに最適な形式で、コンテンツに長く滞在してもらいやすく、保存数も伸びやすくなります。
カルーセルとは、複数の画像や動画を1つにまとめたInstagramの投稿で、見る側が親指で横にスクロールしていく形式です。フィード上では普通の投稿に見えますが、下に並ぶドットが「続きがある」ことを示しています。1枚の写真との違いはそこに尽きます。すべてを1枚に詰め込む必要がなく、段階を追って伝えられる。だからこそ、何かを説明したり、ビフォーアフターを見せたり、手順を並べたりするのに向いています。
カルーセルが重要なのは、投稿の見られ方そのものを変えるからです。1枚の写真なら視線は一瞬で通り過ぎますが、カルーセルは最初のスライドが気になれば、そのままスクロールし続けてもらえます。投稿に費やす時間や反応は伸びやすくなり、それがコンテンツの拡散を後押しすることが多いです。ただしこの仕組みが機能するのは、各スライドが次へ進む理由をきちんと与えている場合だけです。2枚目でがっかりされたら、その先は誰にも見てもらえません。
うまく作られたカルーセルは実際には3つの部分でできています。表紙は、何についての投稿で誰の役に立つのかを短い言葉で伝えます。本編は、各スライドが1つの情報だけを運びます。手順のひとつ、アドバイス、作業の細部といった具合です。締めくくりは、次の行動へと導きます。すべてのスライドは同じフォーマットに揃え、できれば縦長の1080×1350にしましょう。フィード上でより広いスペースを占められます。
地域密着型の店舗にとって、カルーセルは具体的な悩みを解決してくれます。伝えたいことはたくさんあるのに、一日中文章を書いている人などいません。エステティシャンならネイルの工程を順番に見せ、美容師ならカラーのビフォー・途中・アフターを見せ、ピザ店なら生地ができるまでを5枚の写真で見せる。それはすでにスマホで、仕事をしながら撮っている素材です。カルーセルはそれを順序立て、画面の向こう側にいる人にとって意味のあるものにする、ただの器にすぎません。
実践での活かし方
先に締めくくりを決める
撮影を始める前に、最後のスライドにたどり着いた人に何をしてほしいかを書き出しておきましょう。予約する、DMを送る、店に立ち寄る。そのうえで、そこへ導くように前のスライドを組み立てます。お願いは一度に一つだけにします。
表紙を離れた距離でテストする
公開する前に、スマホを腕の長さぶん離してプレビューを見てみましょう。タイトルが一目で読めなければ作り直します。表紙が本当に機能しているかを見極める、いちばん手早い方法です。
1スライドにつき情報は1つ
1つの画面に3つの内容を詰め込まないこと。1枚のスライドを理解するのに長い文章が2つも必要なら、2枚に分けましょう。誰も最後までスクロールしない長いカルーセルより、少ない枚数でも分かりやすい方がいいです。
顧客からの質問を出発点にする
レジのそばにメモを置いて、対面でよく聞かれる質問を書き留めておきましょう。どのくらい持続するか、いくらかかるか、家でのお手入れ方法。何度も出てくる質問は、それだけでもうカルーセル1本分のネタです。
よくある間違い
最初のスライドを装飾的な表紙として使うこと。ロゴやきれいな写真だけでタイトルがなければ、誰もスクロールする理由を持てません。
そのテーマについて知っていることを全部詰め込むこと。誰も最後まで見ない20枚のスライドは、最後まで読まれる7枚に劣ります。
小さすぎる文字やハッシュタグだらけの画像にすること。実際に見られるスマホの画面上では読めなくなってしまいます。
スライドの順番を間違えたり、縦横比をバラバラにしたりして公開すること。読む流れが途切れ、カルーセル全体がばらばらのパーツで作られたように見えてしまいます。
よくある質問
カルーセルは何枚のスライドにすべき?+
決まった正解の枚数はありません。うまく説明するのに何枚必要かによります。小規模店舗の場合、5〜8枚がほぼいつもうまくいきます。埋めるために繰り返したり引き延ばしたりしていると気づいたら、思い切って削りましょう。長くて曖昧より、短くて明快な方がいいです。
カルーセルとリールどちらがいい?+
役割が違います。リールはあなたをまだ知らない人に見つけてもらいやすく、カルーセルはすでに見てくれている人にしっかり伝え、保存されやすい形式です。時間が限られているなら両方使い分けましょう。見つけてもらうためのリール、理解してもらうためのカルーセルです。
1本作るのにどれくらい時間がかかる?+
最初は文章、写真、レイアウトを合わせて1時間半ほどかかることもあります。決まった型を作っておけば、同じ構成の中身だけを変えるようになるので、大幅に時間は短縮されます。Carosellのようなツールに頼って、グラフィックと文章を用意し、代わりに投稿してもらう人もいます。
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